スバルブランドを展開する富士重工業株式会社が23日(火)、今年5月に公表されていた平成25年3月期第2四半期累計期間の連結業績予想を上方修正したと発表した。
これによると、平成24年4月1日から同年9月30日までの連結業績予想数値は、今年5月8日に公表されていた予想値に対し、売上高は120億円のマイナス(△1.3パーセント)となるものの、営業利益は逆に110億円のプラス(+34.4パーセント)と上方修正されている。このほか、経常利益(+150億円)、四半期純利益(+170億円)ともに大きく当初の予想値を上回るものとなっている。
この理由について富士重工では、自動車販売台数は減少したものの、売上構成等が改善したことによるものだと説明している。
なお、今回の修正業績予想値は、昨年同時期の実績に対し、売上で137.1パーセント、営業利益で229.2パーセントと大幅な改善が見込まれるとした。