F1ドイツGPの開催地の1つ、ニュルブルクリンクが破産することから、今後ドイツGPは2年に1度の開催になる可能性が出てきた。
ドイツGPは近年、ニュルブルクリンクとホッケンハイムリンクで交互に開催されており、今年は今週末にホッケンハイムリンクで開催される。しかし18日(水)、来年にドイツGPを開催する予定だったニュルブルクリンクが破産する見通しだと発表された。
ホッケンハイムの責任者であるゲオルク・セイラーは『DPA通信』に「2013年以降もF1に参加するのか」と聞かれた際、「現段階では、まだ要請は受けていない」と答えている。
セイラーはまた、「新たな年間契約を結ぶなら、ホッケンハイムにとって"条件がすべてそろわなければならない"」としている。現行のニュルブルクリンクとホッケンハイムの隔年開催の契約は2018年までである。
ドイツが2年に一度しかF1グランプリを開催できなくなった場合、「それは困る」とホッケンハイムのセイラーは認める。
さらに、「もしそうなったら、バーニー・エクレストン(F1の最高責任者)やF1の各チームにとっても利益にならないだろう」と語った。