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フェリペ・マッサ「やるべきことは10位以内でのゴール」

2012年04月20日(金)7:47 am

フェラーリのフェリペ・マッサが、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われるバーレーンGP(22日決勝)に向けて意気込みを語った。

フェリペ・マッサ
「上海からの夜通しのフライトを経て、今朝バーレーンに到着したよ。妻のラファエラと息子のフェリピーニョと一緒なのは最高なものだね。今日はジムでトレーニングをしながらホテルでのんびりしていた。そして明日からは再びコースに戻ることになる」

「僕のレースエンジニアのロブ・スメドレイや、僕のクルマを担当してくれるほかのエンジニアと行う明日の最初のブリーフィングは午後2時30分からだ。それからFIA(国際自動車連盟/統括団体)の会見に出席して、午後5時30分からは全員のエンジニアたちと普段通りのミーティングをするよ。夜はフェラーリの顧客に向けた458スパイダーの発表イベントに参加する予定だ。そして金曜(20日)からは当然コースへ行くことになるけど、正直言って待ちきれないよ」

「上海での日曜は、ようやく“まともな”レースをすることができた。これといった問題がなかったのは今年初めてだよ。上海では週末を通じて順調に良くなっていった。3回のフリー走行全部でクルマのバランスに苦労していたんだけど、予選になったら突然状況が好転したんだ。フェルナンド(アロンソ/チームメート)との間にあった差もかなり縮めることができた」

「そして、レースでのクルマはさらに良くなっていた。でも、しょっちゅう前をふさがれていたから、予定していた戦略がほとんど機能しなかったよ。ドライバーズランキングで最悪のゼロポイントからなんとか脱出することができたら良かったけど、残念だったよ」

「だから、10位以内でゴールすることが、今週末の僕がやるべきことなのは明らかだ。上海から始まった前向きな流れが継続していたら、きっと可能さ。データを見る限り、このサーキットの特性がF2012に向いていないのは明らかだね。でも、タイヤの性能を最大限に引き出すことが重要なんだ。それこそがバーレーンやほかのサーキットで成功を収めるためのカギになっている」

「サヒール(バーレーンGP開催地)のサーキットは、僕のお気に入りのひとつだ。僕がここで2勝を挙げて、2位にも2回なったのは偶然じゃないよ。僕がこれまでに挙げた11勝のうち、7勝は3つのサーキットで収めている。トルコGPのイスタンブールで3勝、ブラジルGPのインテルラゴスとここサヒールで2勝ずつだ」

「それらのサーキットはそれぞれの特性がかなり違っているから、僕の記録の背景に何か技術的な理由みたいなのがあるとは言えないんだ。でも、運悪くもう今年のカレンダーからトルコGPが消滅してしまったから、もしこのレースがキャンセルになっていたらガッカリしていたと思うよ。それに、たとえテストでの走行であっても、僕はいつもここに来るのを楽しみにしているんだ」

「みんなとても親切だし誠実な感じだ。そして、すでに上海で言ったけど、グランプリが結束のきっかけになることを願っている。あらゆるスポーツがそうあるべきだよね。今日見た限り、事態は落ち着いているみたいだ。空港からホテルまでの道のりは2年前とまったく変わっていなかったよ。そしてコースにいるみんなと電話で話したんだけど、すべてが普段のヨーロッパの外でレースをするときの水曜日と同じように進んでいるって言っていたしね」

「もしバーレーンGPがカレンダーに残る決断が下されたのであれば、その環境が整っているって意味だ。だから今のところ、その見解に反対する理由は見当たらないよ」

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