マクラーレンのジェンソン・バトンは、上海インターナショナル・サーキットで開催された中国GPフリー走行3回目で、12周を周回してベストタイムは1分36秒063で2番手。予選では、1分36秒191で6番手になった。
ジェンソン・バトン
「Q1では、軟らかいほうのタイヤで出てそれで1周した。ほとんどのチームはやらなかったことだけどね。Q2では、アンダーステア(クルマが曲がりにくい状態)が強すぎる感じがしたから、Q3に向けていくつか修正した。でもQ3では温度が下がっていくのが分かったよ。コースに出たのが少し遅すぎたんだと思う」
「もちろん少しガッカリしている。でも僕たちのレースペースはすごくいいみたいだ。ただ、明日も寒いとフロントタイヤを温めるのが難しくなるだろうね。まあそれは僕にとってはいつものことだよ。そういうものだからしょうがないし、5番手グリッド(※)からいいレースができることを願っている」
「僕たちの目標は優勝だ。簡単じゃないだろうけれど、決勝では前からスタートするほとんどのクルマと同じくらいか、それより速いはずだ。目立つのはカムイ(小林可夢偉/ザウバー)だよね。ロングラン(1度に多くの周回を走ること)のペースもすごくよさそうだ」
※予選2番手のルイス・ハミルトン(マクラーレン)が、ペナルティーで5グリッド降格になるため