マクラーレンのルイス・ハミルトンは、上海インターナショナル・サーキットで開催された中国GPフリー走行3回目で、13周を周回してベストタイムは1分35秒940でトップ。予選では、1分35秒626で2番手になった。しかし、ギアボックスを5戦連続して使用する規定に違反してギアボックスを交換したため、5グリッド降格のペナルティーを受ける。
ルイス・ハミルトン
「今日はニコ(ロズベルグ/メルセデスAMG、予選1番手)に心からおめでとうと言いたい。僕たちは1997年に初めて会って、2000年には(カートで)チームメートだった。それからずっといい友人なんだ。チームメートだったころ、僕たちはいつも、いつかF1の予選で1位と2位になれたらいいねって夢見ていた。それが今日かなったなんて、本当にすごいよ」
「決勝に向けて、僕たちにはいいクルマがあるけれど、明日は(5グリッド降格ペナルティーのため)頑張って前へ上がっていかなきゃならない。でも、レースで前に上がれさえすれば、それで満足だよ。クルマのセットアップは決勝で一番いい力が出せるようにしてあるんだ。ジェンソン(バトン/チームメート)も僕も理想より少し後ろのほうからのスタートだし、やらなきゃいけないこともあるけれど、僕たちならできるよ」
「僕たちより前のグリッドには何人もいるけれど、レースペースではいい勝負だ。ここは追い越しのできるサーキットだし、DRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)もある。だから、明日に向けてすごくわくわくしているんだ」