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フェルスタッペンの代役は角田裕毅ではなく「ローソンだった」とレッドブルF1首脳「スーパーフォーミュラはF2よりF1に近い」と期待・・・リカルドの出番はない?

2023年03月23日(木)1:51 am

今年スーパーフォーミュラをドライブするリアム・ローソンは、レッドブルF1のリザーブドライバーとして“ポールポジション”を獲得しているようだ。

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■リカルドの出る幕はない?

レッドブルF1は、昨年マクラーレンを解雇されたダニエル・リカルドと契約したことで、彼がリザーブドライバーの最有力候補になるのではという印象を持つ者もいた。リカルドは元レッドブル・ドライバーであり、通算8勝を挙げているためだ。しかし、33歳になるリカルドはバーレーンやサウジアラビアにもいなかった。来週末の母国オーストラリアGPには行く予定だ。

レッドブルのセカンドチームであるアルファタウリは、もしオーストラリアGPでレースドライバーが不調になった場合にリカルドに頼ることはできるか、と尋ねられると、フランツ・トスト代表はジェッダで次のように答えた。

「理論的には可能だが、私はそうならないことを望んでいるよ。リアム・ローソンやデニス・ハウガーのような若いドライバーもいる。我々は主に若いドライバーに焦点を当てると思うね」。

■フェルスタッペンの代役候補として待機していたローソン

ローソンは21歳のニュージーランド人で、2021年はDTMに参戦し、昨年はF2で年間3位となった。

しかし、今年は日本のトップカテゴリーであるスーパーフォーミュラに、ホンダ系のMUGENチームから参戦する予定だ。これは、オーストリア人のヘルムート・マルコ博士がF1参戦に向けてローソンに大きな計画を抱いていることを示すものでもある。

「スーパーフォーミュラはF2よりもF1に僅差で近いんだ。人々はその事実を知っているよ」と述べた。

スーパーフォーミュラはまだ開幕していないため、ローソンはサウジアラビアに来てレッドブルのリザーブとして任務に就いていた。

そして先週、ワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンが胃腸炎に感染していることが明らかになる中、ローソンは代役候補として待機させられたようだ。

「週の初め、彼(フェルスタッペン)は比較的高い熱を出していて、体調が整うかどうかは不明だったんだ」とマルコは『Sky Deutschland』に語った。

「日ごとに良くなっていったが、普段はかかない程の汗をかいていた。彼は間違いなく100パーセントの体調ではなかった」と79歳のマルコは付け加えた。

当時は角田裕毅(アルファタウリ)が代役候補として推測されていたが、フェルスタッペンの代役は誰だったのか、という質問に対し、マルコはジェッダでこう答えていた。

「リアム・ローソンだ。我々のF2ドライバーであり、日本のスーパーフォーミュラを戦う男はここにいたよ」。

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