NEXT...F1開催スケジュール

アルファタウリF1技術責任者「本来あるべき姿とはほど遠い」次戦エアロアップデートを予定

2023年03月19日(日)15:27 pm

2023年F1第2戦サウジアラビアGP(ジェッダ・コーニッシュ・サーキット)の予選が行われ、ジェッダで2年連続、自身通算2度目のポールポジションを獲得したのはセルジオ・ペレス(レッドブル)。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)だった。

●【2023F1第2戦サウジアラビアGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数

ポールポジション最有力候補のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)はトラブルでQ2敗退という波乱の予選となった。

角田裕毅(アルファタウリ)は、予選Q2進出まであと0.01秒届かず惜しくもQ1敗退、FP3を走れずいきなり予選となったニック・デ・フリース(アルファタウリ)は18番手とアルファタウリF1にとっては厳しい予選となった。

■本来あるべき姿とはほど遠いものだった

ジョディ・エジントン(テクニカル・ディレクター/アルファタウリF1)

「今日は、本来あるべき姿とはほど遠いものだった。ニック(デ・フリース)のマシンに問題が見つかり、時間が限られていたためPUを交換することにしたのだが、その結果、彼はFP3を走ることができなかった。しかし、メカニックが効率よくマシンを整備してくれたことは評価できる」

「ユウキ(角田裕毅)はプログラムを完了したが、FP3ではグリップとバランスに苦戦し、両者とも予選は後手に回った」

「ニックはQ1で序盤から激しくプッシュし、1本目でスピンを喫したがマシンにダメージはなく、2本目で見事にリカバーした。残念ながら彼はエネルギーの限界に少し早く達してしまってQ2敗退にとどまったので、この点については検討する必要がある」

「ユウキは、予定していた予選プログラムを淡々とこなしたが、ボッタスに0.01秒差で惜しくもQ2進出を逃した。結局、どんなに接近して非常にタイトな中団争いをしてもQ2進出はできなかった」

「そのため、第3戦のエアロアップデートが待ち望まれている。今はレースで2台のマシンを前進させ、チャンスをものにすることに集中するよ」。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック