2月3日金曜日、レッドブルは初めてニューヨークで行った2023年の新車発表会において、2026年からフォードと提携することを発表した。
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レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、2026年シーズン以降にホンダとの関係継続ではなく、フォードとのテクニカルパートナーシップ締結を選択した理由を説明した。
今回発表した内容は、フォードとレッドブル・パワートレインズ(RBPT)がパートナーシップを結び、2026年から少なくとも2030年まで、レッドブル・レーシングとその姉妹チームのアルファタウリに供給する次世代パワーユニットを開発するというものだ。提携の形式としてはいわゆるOEMだ。
「フォードのようなOEMパートナーを得たことで、2026年シーズンに向けて私たちの進むべき道は変わってきた」
■フォードとの具体的な提携内容を語る
レッドブルの発表会の直前、フォードは約20年ぶりにF1へ復帰することを発表したが、ホーナー代表はこの新しいパートナーシップがレッドブルにもたらす利点を説明した。
「これは純粋に商業的、技術的な取引であり、株式交換や事業への参画はない」
破断したポルシェの時のようなチーム運営に深く入り込むような提携ではないと明かしている。
「特にEVや自己技術、ソフトウェア開発などのR&D(研究開発)を共有し、利用することができるという、非常にシンプルな契約だよ」
「そして商業面では、フォードがアメリカで非常に流行しているため、コマーシャルパートナーとして、我々がこの市場でさらに浸透するのを助けることができる」。