メルセデスAMGペトロナスF1チームは、ミック・シューマッハと2023年からリザーブドライバーとして契約をしたと発表した。23歳のドイツ人であるミックは、偉大な父ミハエルが2010年から2012年まで所属していたチームに参加することになった。
ミック・シューマッハにとって厳しい2022年シーズンから立ち直るために、2023年型マシン『W14』の開発で重要な役割を果たすことになり、年間を通じてブラックレーのシミュレーターで定期的に作業を行うという。さらにシューマッハはすべてのグランプリに帯同し、年間を通じてマーケティング業務も行う予定だという。
シューマッハは過去2年間、ハースF1チームから43レースに出場し、2022年F1イギリスGPでは8位入賞を果たし、初のポイントフィニッシュを果たした。その翌週の2022年F1オーストリアGPでは6位となり、キャリアベストの成績を収めている。
F1昇格前は、2018年F3に参戦し、11戦中5勝を含む表彰台9回を獲得し、ヨーロッパチャンピオンに輝いた。2年目となった2020年F2選手権では、2勝と表彰台8回を獲得し、タイトルを確定させた。