2022年の最終戦、F1第22戦アブダビGP(ヤス・マリーナ・サーキット)決勝レースを終え、リタイアに終わったルイス・ハミルトン(メルセデス)が次のように振り返った。
●【2022F1第22戦アブダビGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
■レース終了直前に油圧がなくなってしまった
ルイス・ハミルトン(メルセデス)
決勝レース:18位(リタイア)
「この最終戦は、まさに1年を振り返る良い思い出になったし、これで終わって来年に望みを託すことができる」
「スタートは好調だったけど、カルロス(サインツ)との接触でマシンのフロアに大きなダメージを受けてしまい、そこからすべてが起こってしまった」
「このようなことが起こるとパフォーマンスが少し低下するだけで、基本的にバランスは前へ前へと変わっていく。まるでフロントウイングをたくさん積んでいるような感じで、フロントウイングを取り外すためにピットストップを待たなければならなかったけど、交換したおかげでバランスが良くなった」
「この週末はずっと難しいマシンで、残念なことにレース終了直前に油圧がなくなってしまいリタイアせざるを得なかった」
■来シーズン強さを発揮することに集中する
「これからの2週間はファクトリーで過ごして、来年はもっと強くなって戻ってこられるように頑張るし、それに集中したい。今年の苦労が、今後さらに勝利を目指して戦うための強さと道具になることを願っているよ。ブラックリーやブリックスワースのチームは、今年一年どれだけ頑張ってきたかを考えれば、それに値すると思う。この冬から来シーズンに向けて、僕たちの強さを発揮しないとね」。