マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の父親ヨスは、息子が今後数年間F1を支配した後、引退する可能性があると考えているようだ。
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■マックスは信じられないほど優秀
25歳のオランダ人ドライバー、フェルスタッペンは今季、フェラーリに序盤の速さを見せつけられたものの、結局2022年シーズンを完全支配し、4戦を残して2年連続ドライバーズタイトルを手に入れた。
「マックスは信じられないほど優秀なだけでなく、自分のやっていることを理解していると思う」と、元F1ドライバーで父のヨス・フェルスタッペンはオランダの雑誌『Formule 1』に語っている。
父ヨスは、マックスがシューマッハやベッテル、ハミルトンのような圧倒的な強さと複数のタイトルを獲得する可能性があることに同意している。
「マシンがどれだけ優れているかによるね。もし、マックスが競争力のあるクルマを持っていれば、毎回、世界タイトルを争うことになるだろう。その時はドライバーの強さが決め手になるからね。そうすれば決まりだ」
もし、6年後の2028年まで勝ち続けた場合、F1史上最多の8冠、タイトル8連覇という偉業を成し遂げることになる。フェルスタッペンはその時まだ31歳だ。
■レース数は多すぎ。休み中はF1のことは話したがらない
フェルスタッペンの長期かつ巨額の報酬が得られる現在のレッドブルとの契約が終了する2028年以降については、ヨスはそれは不明だと考えている。
「2028年にもう一度見直すことになるだろう。彼は記録を追いかけているわけではないんだ」
フェルスタッペンの父は、息子がF1を離れても十分に人生を楽しんでいる姿を目の当たりにしてきたと警告する。
「たまには、本当に休息が必要になるんだ。マックスは完全に“オフ”になっていることがある。シーズン終了後や夏休みには、もうF1のことを話したがらないんだ」
「僕の時代は最大で18レースだった。今は22レース、来年は24レース。あまりにも多すぎるんだ」。