F1ロシアGP(ソチ)決勝レースでルイス・ハミルトン(メルセデス)が100勝目を達成し、チャンピオンシップランキングリーダーに返り咲いた。
●【2021年F1第15戦ロシアGP】決勝レース結果のタイム差、周回数、ピット回数
F1ロシアGP前、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)はハミルトンを5ポイントリードしていたが、戦略的にPU交換ペナルティを受けたため、最後尾スタートとなった。ハミルトンの上位入賞はほぼ確実だったため、フェルスタッペンとしてはできるだけ順位を上げてフィニッシュし、ダメージを最小にしたかった。
そして、ロシアGP決勝レースの終盤の雨が、7番手を走行中のフェルスタッペンにとっては恵みの雨となった。正しいタイミングでピットインすることに成功し、見事2位でフィニッシュ。最後尾スタートから貴重な18ポイントを獲得した。
一方のハミルトンも、終盤までノリスを攻略できずにいたが、インターミディエイトタイヤへの交換に成功し優勝を勝ち取った。これにより、チャンピオンシップランキングでハミルトンはフェルスタッペンを2ポイントリードすることに成功し、再びランキングリーダーに返り咲いた。
■コンストラクターチャンピオンシップ
メルセデスはレッドブル・ホンダを18ポイントリードしていたが、F1ロシアGP決勝レース後、その差は33ポイントに拡がった。
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