フェラーリ創設者の息子が、2020年型F1マシンは完全に「再設計」されたものだと語った。
フェラーリはほかのチームに先駆けて11日(火)にレッジョ・ネッレミリアにあるムニキパーレ劇場において、チーム首脳陣ならびにセバスチャン・ベッテル、シャルル・ルクレールらの手によって2020年型F1マシンを発表する予定となっている。
2021年にはF1技術ルールが大きく変わることになるが、2020年のルールは前年とほとんど同じだ。このため、多くのチームは2019年型マシンをベースとして細部を手直ししたマシンを用意することになると考えられている。
だが、フェラーリ創設者であるエンツォ・フェラーリの息子ピエロ・フェラーリは、フェラーリでは2020年に向けてマシンの設計を完全にやり直したと母国イタリアの『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』に次のように語っている。
「今年のクルマは完全に新設計されたものだ」
「昨年抱えた問題を解決するために可能な限りのことをやりつくせたものと期待している。いい仕事をすることができたと私は思っているし、全員がそう願っているよ」