「671」というコードネームが与えられたフェラーリの2020年型F1マシンがFIA(F1統括団体である国際自動車連盟)が定めたクラッシュテストに合格したようだ。
イタリアのテレビ局『Sky Italia(スカイ・イタリア)』が報じたところによれば、2月11日(火)に公開が予定されているフェラーリの2020年型車がミラノ近郊のボッラーテにあるCSI試験場で行われたクラッシュテストに無事合格したという。
これまでに伝えられたところによれば、すでにレーシングポイントとアルファロメオも同じ施設で2020年型F1マシンのクラッシュテストを受けたようだ。
そして、レーシングポイントはパスしたものの、アルファロメオのシャシーは「完全に破壊」されてしまい、もちろん不合格だったと報じられている。
最初のクラッシュテストで不合格となることはそれほどめずらしいことではないが、不合格となれば当然ながら修正作業が必要となり、新車の準備スケジュールが圧迫される状況となるのは確かだ。
こうした中、無事にクラッシュテストを通過したフェラーリでは1か月後の新車発表に向けて順調に2020年型マシンの準備が進んでいると見てよさそうだ。