シャルル・ルクレール(フェラーリ)は、ルールが大きく変わる2021年に向けて今年が非常に重要なシーズンになるだろうと考えている。
2018年にアルファロメオ・ザウバーからF1デビューを飾ったモナコ出身ドライバーのルクレールだが、フェラーリに移籍した2019年には2勝をあげるとともに、全ドライバー中最多となる7回のポールポジションを獲得する活躍を見せた。
4回F1チャンピオンとなった実績を持つチームメートのセバスチャン・ベッテルを完全に上回る結果を残した22歳のルクレールがいまや事実上フェラーリのナンバー1ドライバーという地位を手に入れたのは疑いようのない事実だろう。
今年、そして大きくF1技術ルールが変わるとともにバジェットキャップと呼ばれるチーム予算上限値などが導入される2021年にはF1タイトルを狙うことができると思うかと質問されたルクレールは次のように答えた。
「そう期待しているよ。すごく難しいことではあるだろうけどね」
「チームはバジェットキャップの導入を前に大きな投資を行うから、これから迎えるシーズン(2020年)は非常に重要なものになるよ」
「2021年に向けても可能な限りの準備をしていきたいと思っているんだ。素晴らしい年になると思うからね」
フェラーリはすでにルクレールとの契約を2024年まで延長したことが明らかとなっている。