マックス・フェルスタッペンの父親であるヨス・フェルスタッペンが、息子はレッドブル・ホンダのプロジェクトを「全面的に信頼している」と語った。
今年でレッドブルとの契約が満期を迎えることになっていたフェルスタッペンに関しては、2021年にはメルセデスへ移籍する可能性もあるとのうわさがささやかれていた。
だが、そうした予想に反し、フェルスタッペンとレッドブルが2021年から3年間に及ぶ新契約を結んだことが7日(火)に発表された。
これに関し、息子のマネジメントチームの一員でもある元F1ドライバーのヨスは母国オランダの『De Telegraaf(テレグラーフ)』に次のように語っている。
「レッドブルは2015年にマックスにF1デビューするチャンスを与えてくれた。だからそのチームとともに成功を収めることができれば素晴らしいだろう?」
ヨスはさらに、早期に2021年以降の契約を結んだ最大のメリットは、ルールが大きく変わる2021年型マシンの開発に大きく関与できることだと次のように続けた。
「我々はこのチームが行っていることを知っている。今度のシーズンに向けてばかりでなく、2021年に向けた新車に関してもね」
「それに関わることができるのは非常にいいことだよ。だが、一番重要なのはマックスがレッドブルに慣れ親しんでいることだよ。彼は今後に向けて彼らを全面的に信頼しているんだ」
だが、フェルスタッペンにとって不安が残るとすれば、それはホンダの去就だろう。現時点においては、ホンダはレッドブルに対して2021年までのエンジン供給しか確約していない。
ヨスはそのホンダに関して次のように語っている。
「ホンダとの関わりは非常にいいよ。そして彼らがマックスをどう見ているかもよく伝わってくるんだ」
「レッドブルとホンダのコンビネーションはものすごく素晴らしいよ」