F1開幕戦オーストラリアGPの主催者が、現在オーストラリアで起きている森林火災がレースに影響を及ぼす可能性は考えられないと主張した。
今週、イタリアの『Mediaset(メディアセット)』が、F1が今季の開幕戦の舞台となるオーストラリアで発生している森林火災の状況を注視していると報じた。
その記事によれば、F1の舞台となるメルボルンから約600km離れた首都キャンベルの大気環境は現時点において世界最悪レベルになっているという。
しかし、オーストラリアGPの主催責任者であるアンドリュー・ウェスタコットは、3月に予定されているF1レースへの影響はほとんどないはずだと『PA Sport(PAスポーツ)』に次のように語った。
「メルボルン自体は火事の影響は受けていないんだ。火事はかなり東で起きており、少なくとも200から300kmは離れているからね」
「大気環境を悪化させる風のコンディション変化に注目が集まっている。だが、2か月後の我々のイベントのタイミングにおいては、通常と同じように運営できると見ているよ」
2020年のF1開幕戦オーストラリアGPは、メルボルンのアルバート・パーク・サーキットで3月13日(金)に開幕。決勝は同15日(日)に予定されている。