セバスチャン・ベッテルが、冬の間にフェラーリに「革命」が起きていたわけではないと主張した。
■昨年とは大きく変わったフェラーリ
実際のところ、今季のフェラーリは昨年とはかなり様相が変わっている。
昨年までチーム代表を務めていたマウリツィオ・アリバベーネの姿はなく、技術トップの位置にいるマッティア・ビノットがその後任としてチーム代表に就任。
さらに、昨年までベッテルのチームメートを務めていたキミ・ライコネンは今季アルファロメオと呼ばれることになったザウバーに移籍。今季ベッテルのチームメートは昨年そのザウバーでF1デビューを飾ったばかりのシャルル・ルクレールが務めることになっている。
■「変化」であって「革命」ではないとベッテル
だが、18日(月)にバルセロナで始まった今季最初の公式プレシーズンテストでトップタイムを刻んだベッテルは次のように語った。
「外部からはチームが変わったように見えるだろうね」
「だけど、マッティアはもうかなり以前からチームにいたんだ。彼はずっといい仕事をしてきたし、これからもそれを続けていくことができる」
「変化はあったけれど、それは革命ではないんだ。僕たちはマッティアに何が期待できるかが分かっているし、彼の取り組み方も分かっている。だからかなりすぐに落ち着いてくるはずだよ」
「クルマを作っているチームは同じだからね」とベッテルは付け加えた。