アルファロメオ・レーシングは、アントニオ・ジョビナッツィが駆けつけてクルマの重要なパーツの一部を空港でピックアップしたおかげで、水曜日にフィオラノ・サーキットでシェイクダウン走行ができたようだ。
●【画像ギャラリー:アルファロメオ】キミ・ライコネン、シェイクダウンで33周を走行
アルファロメオは、バレンタインデーに行ったシェイクダウンのための限定カラーリングで走行し、世界中の注目を集めた。2007年のF1世界王者キミ・ライコネンはフィルミングデーの100km、33周を完了した。
「トラック上で順調にセッションをこなしたよ」とライコネンは語った。
「クルマの感触は良かった。今シーズンのクルマの第一印象を得ることができたよ」
「最後のいくつかのディテールについて作業してから、2週間のテストのためにバルセロナに向かう。そこでクルマをもっとよく知ることができるのを楽しみにしているよ」
各チームは通常、シーズン前にフィルミングデーを行う。それはプレシーズンテストが始まったときに問題が発生する可能性があるため、事前にシステムチェックをしながら問題を解決するための時間もあるからだ。
「長い冬の後、初めて私たちの新しいクルマでコースに出ることができて嬉しいよ」とテクニカルチーフのシモーネ・レスタは語った。
「今日の私たちの仕事でフォーカスしたのは、空力、セットアップおよび冷却のチェックだった。合計33周を走り、新しいルールが私たちのクルマにどのように影響するかを確認するためにこのデータを使うんだ」
チーム代表のフレデリック・ヴァスールは、次のように述べた。
「チーム全体が、可能な限り最高の状態でシーズンをスタートできるようプッシュしているよ。
私たちのドライバーとクルーはモチベーションが高く、チャンピオンシップへの参戦と強力なパフォーマンスの実現を楽しみにしている」
アルファロメオは、月曜日にスペインのバルセロナ・カタロニア・サーキットで始まるプレシーズンテスト初日の朝に2019年の新車を正式に発表する。