F1第5戦スペインGP後に行われたF1インシーズンテスト初日をトロロッソのジョナサン・エドルズ(チーフレースエンジニア)が振り返った。
■ジョナサン・エドルズ(スクーデリア・トロロッソ・チーフレースエンジニア)
バルセロナ・インシーズンテスト1日目
「今回のテストにはかなり多くのプログラムを詰め込む形で臨んでいます。さらに前進するためにマシンに対する理解を深めるためのプログラムや、新しいパーツの確認を行う予定です。
テストドライバーとしてまたショーン・ゲラエルを迎えられて嬉しく思っています。午前中はいいスタートを切り、空力やタイヤへの理解を深めるためのプログラム、セッティングのテストなどを行いました。
しかし、午前のセッションの終盤にラジエーターの不具合から大きなオイル漏れが起こりました。その影響によりPUへのダメージの可能性があったためPUを交換することにしました。マシン復旧のためにメカニックは一生懸命作業してくれました。
午後に最大限にプッシュした走行を行う予定だったのですが、それは適いませんでした。ゲラエルは午後のセッションの終盤で20分だけ走ることができましたが、些細なトラブルの解決のために半日を費やし、やりたかったプログラムをこなせなかったのは残念です。明日どのプログラムを優先して行うべきか、今晩プランを練り直さなければなりません」。