F1第5戦スペインGP後に行われたF1インシーズンテスト初日をホンダの本橋正充F1副テクニカルディレクターが振り返った。
■本橋正充(ホンダF1副テクニカルディレクター)
バルセロナ・インシーズンテスト1日目
「今回の2日間のテストにおける我々の目的は、今後に向けてPU関連のいくつかの新しいアイデアを試すことです。
ただ、残念ながら今日は午前中の最後にシャシー側で発生した問題の影響により、PUの一部がダメージを受けた可能性があったため、PU交換を決断しました。そのため、午後はほとんど走行が出来ない形になりました。
それでも50周の走行は重ねられましたし、ゲラエルをトラックに戻すために素晴らしいスピードで作業を完了させたトロロッソ、ホンダ双方のメカニックはいい仕事をしてくれました。
今日の走行から得られたデータを活かしつつ、明日のセッションで少しでもプログラムの遅れを取り戻せるよう、チームと一緒に夜を徹した作業を続けます」。