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フェルナンド・アロンソ、デイトナ24時間への参戦を正式発表。チームメイトは2人とも10代!

2017年10月27日(金)5:54 am

フェルナンド・アロンソが2018年のデイトナ24時間への出場を正式に発表した。

●【マクラーレン】アロンソ明言「アメリカで出る次のレースはデイトナ24時間だ」

フェルナンド・アロンソにとって初耐久レース・初プロトタイプカーは、マクラーレンのボスであるザック・ブラウンが共同オーナーを務めるユナイテッド・オートスポーツ・スポーツカーチームからの参戦となる。

■チームメイトは2人とも10代のヤングドライバー!

『リジェJS P217』をドライブするアロンソ(36歳)のチームメイトは、ランド・ノリス(18歳)とフィル・ハンソン(17歳)という若い2人だ。2人の年齢を足してもアロンソに1歳届かないほどの年齢差だ。

ランド・ノリスは今年ヨーロッパF3を最年少でチャンピオンを獲得したマクラーレン開発ドライバーで、ジュニアドライバーでもある。

そしてフィル・ハンソンはアジアン・ル・マン・シリーズのLMPチャンピオンで、すでにル・マン24時間と、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズで『リジェJS P217』を経験済み。またハリソンは、ル・マン24時間をトップ10でフィニッシュした最年少ドライバーだ。

また、ユナイテッド・オートスポーツは、デイトナ24時間に2台で参戦する。もう1台には、ウィル・オーウェンとポール・ディ・レスタが乗ることがすでに発表されている。ポール・ディ・レスタは、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)の代役として急きょF1ハンガリーGP予選からぶっつけ本番で出場したが、4年ぶりのF1にも関わらず好結果を残していた。

デイトナ24時間レースの公式テストは、レース2週間前となる2018年1月5日~7日まで実施。レースは2018年1月26・27日に開催する。

■フェルナンド・アロンソ「エキサイティングだ」

「なんてエキサイティングで興味深いプロジェクトだ。完全に新しいレースカテゴリーについて学び、F1とは違うクルマに適応し、別のスタイルのドライビングやそれに伴うすべてのことは僕にとっては新たな挑戦だ。僕にとっては新しいチャレンジだし、ドライバーとして再び自分自身をテストするのを待ちきれないよ」

「デイトナ24時間は、最も象徴的なアメリカの耐久レースであり、世界の偉大なレースのひとつだ。誰もがそれを知っているよ。それはトリプルクラウンの一部ではないが、僕がいつも言ってきたように、僕の目標は完成されたドライバーであり、僕が参加できる他の耐久レースの準備に役立つよ」

「インディに行く前に、僕はオーバールコースは走ったことはなかったんだ。今はオーバルも知っているし、どのように扱うのかを知っている。僕はアメリカで再びレースができることにワクワクしているよ。インディ500が開催された5月以来、僕はアメリカのファンが与えてくれた素晴らしい感覚を取り戻し、伝説のレースに参加することを楽しみにしているよ」

「このレースは、F1シーズンが始まる前の1月という好都合な時期に開催され、我々は主に身体的な準備に取り組んでいく。再びクルマに乗れることは良いね!このチャンスをオファーしてくれたユナイテッド・オートスポーツと、この新しいエキサイティングな冒険の中で僕をサポートしてくれたマクラーレンには感謝しているよ」

■ザック・ブラウン(ユナイテッド・オートスポーツ、チームオーナー兼会長)

「デイトナで走るクルマにフェルナンドを獲得すべく、契約をまとめることができて興奮しているよ。彼は過去LMP2車を運転したことはないが、すぐに感覚を掴むだろうね」

「彼は最高のドライバーの一人だから、彼をチームの一員として迎え入れることは素晴らしいことだよ。スピードだけでなく、彼の経験と貴重な知識をフィルとランドが学ぶ機会にもなるからね」

■リチャード・ディーン(ユナイテッド・オートスポーツ、チームオーナー兼マネージング・ディレクター)

「デイトナ24時間レースでフェルナンド・アロンソが走っているなんて、ユナイテッド・オートスポーツの誰にとっても特別だ。フェルナンドは質の高いドライバーだし、すぐにスポーツカーに慣れるだろう」

「彼は豊富なレース経験を持っており、象徴的なロレックス・デイトナ24時間の週を通して、チームと若手チームメイトにとって大きなメリットとなるだろう。
非常にエキサイティングなラインナップができあがったし、非常に競争力があると思うよ」

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