2018年にはフランスのル・カステレに位置するポール・リカール・サーキットで2008年以来となるF1フランスGPが開催されることになる。
そのポール・リカールが6日(水)に来年のフランスGPで使用される新レイアウトを発表した。
これまでのうわさでは、ミストラルと呼ばれる1.8kmに及ぶバックストレートの途中に設けられていたシケインが取り除かれることになるだろうと言われていた。そうなれば、ドライバーたちは時速350km以上のスピードでシニュと呼ばれるターンに飛び込むことになり、スリリングなレースが展開されるだろうと期待されていた。
だが、このほど発表されたレイアウト図によれば、やはりミストラルの中間点にシケインが設けられることになっているようだ。
しかし、元F1ドライバーのジャン・アレジは、それでもこのサーキットではF1ドライバーの本当の力が明らかにされるはずだと語っている。
「このサーキットはドライバーの腕が本当に試されるものになるだろう。ここにはあらゆるタイプのコーナーがそろっているからね」
現在ポール・リカール・サーキットのアンバサダーを務めるアレジはそう語ると、次のように付け加えた。
「ドライバーたちはみんなここでの走りをものすごく楽しめるはずだよ」