メルセデスAMGを率いるトト・ヴォルフ(エグゼクティブディレクター)が、今シーズン中にルイス・ハミルトンと2019年以降の契約に関する交渉を開始する予定はないと主張した。
■早くも2019年以降の契約交渉開始?
2018年までの契約を結んでいるメルセデスAMGとルイス・ハミルトンだが、F1ベルギーGPが開催された先週末のスパ・フランコルシャンでは来月にも2019年以降の契約に関する交渉がスタートするのではないかとのうわさがささやかれていた。
ハミルトンに関しては、2018年限りでメルセデスAMGから離脱するかもしれないとうわさがある一方で、メルセデスAMGとまた3年契約を結びたいと考えているようだとのうわさもささやかれている。
メルセデスAMGとしては、仮にハミルトンが2018年限りで去ることになった場合は、2019年にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)を迎え入れたいと考えているともうわさされている。
そうした背景のもと、メルセデスAMGでも早めにハミルトンとの交渉をスタートすることになるだろうというのがF1関係者たちの見方としてあるようだ。
■シーズン中は交渉には不適切だとヴォルフ
だが、そろそろハミルトンとの交渉が開始されるのではないかと質問されたヴォルフは次のように答えた。
「メルセデスAMGとルイスの間には非常にいい関係ができている」
「だが、今そういう話題についての話を始めるつもりはないし、今シーズンが終わる前に話をするつもりもまったくないよ」
「まだ厳しいレースがあと8戦も残っているんだ。すごく大変な時期を迎えることになるし、そういう話をするのは適切なことではないよ」