フェラーリ会長のセルジオ・マルキオンネが、2018年にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)あるいはフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)がフェラーリ入りを果たすのではないかとのうわさを否定した。
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先週末に今季のF1第9戦オーストリアGPが開催されたレッドブルリンクを訪れていたマルキオンネは、次のように語った。
「我々はフェルスタッペンに関してレッドブルと接触を持ったりしていなし、アロンソにも興味はないよ」
「アロンソの復帰に関していくつかの提案は受けたよ。だが、我々には2人のいいドライバーがいる」
「だから、我々としては興味を持ってはいないし、今のところフェルナンドが来るのは不可能だね」
だがマルキオンネは、フェラーリでは9月までは2018年のドライバーについて具体的な検討を開始することはないと主張している。興味深いことに、それはアロンソが来季に向けた行動を開始すると語っている時期に符合するものだ。
何が起きても不思議ではないのがF1の世界だけに、来季に向けてドライバー市場がどのような動きを見せるのか、しばらくは様子を見るしかなさそうだ。