チャンピオン争いのライバルであるメルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグは、食事代をめぐって口げんかを繰り広げている。
F1中国GP(17日決勝)を前に、F1ドライバーが集まって開いた食事会に、ハミルトンとロズベルグも出席していた。
この食事会の支払いについて、ハミルトンはこう話している。
「誰かが“割り勘にしよう”と言ったんだ。それで、レシートが18枚に、クレジットカードが18枚だよ。あんなにバカバカしい光景は見たことがなかったね」
割り勘を提案したのは「ニコ」だと思うとハミルトンは冗談半分に言っていた。
これを記者から聞いたロズベルグは、「ホント? 面白いね」と答えた。
「僕が思い出せる限りでは、チャンピオンが支払うというのが、ひそかな慣例になっているんじゃなかったっけ」とロズベルグはやり返している。
ハミルトンは、中国GPでギアボックス交換のため5グリッド降格となることが決まっている。そのため、ロズベルグにとっては「楽」だろうとハミルトンは話していた。
しかし、ロズベルグはこう話している。
「僕はすべての瞬間をただ楽しみたいだけ」
「自分自身だけを見て、一歩一歩進んでいくよ」