バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われた2015年F1第5戦スペインGP1日目を終え、ウィリアムズのフェリペ・マッサ、バルテリ・ボッタス、スージー・ヴォルフがコメントを行った。
■フェリペ・マッサ「今日はコンディションの影響を受けた」
フリー1/8番手
フリー2/10番手
「今日はいつもと変わらなかったし、予定していたプログラムを順調にやり終えたよ。焦点を合わせていたのはタイヤを理解することと、予選や決勝に向けてパッケージのパフォーマンスを最大に持っていく準備をすることだった」
「テストをやっているからこのサーキットのことはよく知っている。だけどコンディションがかなり違ったよ。風が強かったし、気温も高かったから、ラップタイムはあまり上がらなかった」
「メルセデスAMGとフェラーリはまだかなり強そうだ。僕たちが彼らと比べてどれほどの位置にいるのか、様子を見る必要があるね」
■バルテリ・ボッタス「予選までにはもっと改善できる」
フリー2/8番手
「最初のセッションでは走らなかったから、それだけフリー2が重要だった。だから、いい走行プランを立て、タイヤやクルマのセットアップ、そして改良パーツのテストなど、目標としていたことをすべてやることができて満足している。これからデータに目を通す必要があるけれど、予選までにはもっとこのパッケージの能力を引き出すことができると信じているよ」
「パフォーマンスや僕たちの位置などについてはまだ何とも言えないけれど、明日になればライバルたちと比べて僕たちがどういう位置にいるのかということが分かってくるはずだ。そうは言っても、今日より下がるのではなくもっと上に行けるはずだと思っているよ。そしてメルセデスAMGやフェラーリとの差をもっと縮めていきたいね」
■スージー・ヴォルフ「この経験を次の機会に生かしたい」
フリー1/14番手
「予定していた作業はすべてやり遂げることができたので、全体的にはいいセッションでした。タイムアタックをしていたときにターン3でミスをしたので少し悔しい思いはありますが、それを除けば、またクルマに乗ることができてよかったと思っています。クルマに乗るたびに多くのことを学ぶことができますからね」
「妥協がつきものなんです。攻めはしますが、同時にクルマを無事に持ち帰らなくてはなりませんからね。ですから、私としてはバルテリ(ボッタス)を困らせるような原因を作らないこと、そして、この後のセッションに向けて彼のためにいい準備をすることが重要でした」
「それがいい基準となっていますし、どこがうまくできたか、次はどこを改善する必要があるかということについての分析もできます。それを次のフリー走行1回目のセッションに利用したいと思います。その機会はまたすぐに来ますから」