2014年F1第14戦シンガポールGPが9月19日(金)、マリーナベイ・ストリート・サーキット(1周5.065km)で開幕。現地時間21時30分(日本時間22時30分)から行われたフリー走行2回目でメルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップに立った。タイムは1分47秒490だった。小林可夢偉(ケータハム)は21番手だった。
【結果】F1第14戦シンガポールGPフリー走行2回目の順位、タイム差
途中、パストール・マルドナード(ロータス)のクラッシュにより赤旗中断が起こるなどの波乱もあったフリー走行2回目だが、地力に勝るメルセデスAMGのハミルトンがトップタイムをマークした。フリー走行1回目でトップに立ったフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)もハミルトンからわずかコンマ1秒少しの遅れで2番手につけた。
3番手にはダニエル・リカルド(レッドブル)、4番手にキミ・ライコネン(フェラーリ)が入り、午前中のセッションに続いて好調ぶりを示す中、メルセデスAMGの一角ニコ・ロズベルグは13番手タイムに終わっている。
また、フリー走行1回目終了時にエンジントラブルが発生したセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、エンジン交換作業により、セッションが残り7分ほどとなったところで初めてコースイン。それでも5番手タイムを刻んでみせ、このコースとの相性の良さを示してみせている。
6番手から10番手までの結果は次の通り。6番手ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)、7番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、8番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、9番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、10番手ダニール・クビアト(トロロッソ)。
可夢偉は、順調に合計33周を消化。タイム的にはチームメートを上回っただけの21番手に終わったが、スーパーソフトを中心としたロングランを精力的に展開しており、レースでの巻き返しが期待される。
F1シンガポールGPフリー走行3回目は、明日の日本時間19時から始まる。