F1カナダGP3日目、レッドブル発表のコメント。
■ダニエル・リカルド:オーストリアでまた戦う準備をする
決勝/優勝
「僕もグランプリ優勝者だよ! 正直に言ってまだ現実だという実感がないけどね。だって、最後に一気にこうなったからね」
「しばらく3番手を走行していた。そしてすべてのことが本当にワクワクするような形で起こったんだ。ペレス(フォース・インディア)を追い抜いてからは、うまく走ってロズベルグ(メルセデスAMG)のDRSゾーン(可変リアウイング使用可能エリア)に入るだけだということは分かっていた。そこからはもう最高だったよ」
「セーフティカーが導入された中でフィニッシュするのはちょっと変な感じだったけど、お祝いを始める前に事故を起こした2人のドライバーが無事だということを確かめたかった。今日は優勝と3位という素晴らしい結果を残せた。だからその喜びを味わうよ。でもこれからもやらなくてはならないことはあるけれどね」
「この結果はみんなのやる気をさらに高めるだろうし、チーム力もさらに上がると思う。これからのレースでもさらにいい結果を出し続けられるという自信があるよ」
■セバスチャン・ベッテル:もっと違う戦略もとれたかも
決勝/3位
「ダニエル(リカルド/チームメート)には初勝利おめでとう。これはすごく特別なものだから、僕も彼のためにうれしく思うし、チームにとってもうれしいことだ。特にああいう悲惨な冬のあとではね。ついに今年優勝を勝ち得ることができたのはうれしいし、メルセデスAMGが問題を抱えたのをうまく利用できたね」
「今日の戦略についてはもっとリスクをとることもできたかと思う。でも、僕はピットウォールに座っているわけじゃないし、自分の回りがどうなっているのかを正確に知るのは難しいよ」
「今年は大きくクルマを改善することができた。正しい方向性で進んでいるよ。でも、ストレートではさらに改善する必要がある。だから、まだやるべきことはたくさん残されている。僕らは頑張り続け、ベストを尽くすためにここにいるんだ」