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F1バーレーンテスト4日目、ロズベルグがトップ

2014年02月23日(日)13:06 pm

バーレーン・インターナショナル・サーキットで22日(土)、F1テスト4日目が行われ、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグがトップタイムを記録した。

【結果】F1バーレンテスト4日目

ロズベルグはこの日、午前中にショートランを繰り返し、午後にはレースシミュレーションを実施。前日のルイス・ハミルトンに続いて、2日連続でメルセデスAMGがトップタイムを記録した。また、メルセデスAMGのパワーユニットが今回のバーレーンテストで毎日トップタイムを記録する結果となった。

2番手はマクラーレンのジェンソン・バトン。道端ジェシカとの婚約も発表されたバトンが、開幕前テストでの好調さを維持し、公私ともに順調であることをアピールした。

フェラーリのキミ・ライコネンが3番手。ライコネンはセッション終了の5分前にバリアへクラッシュしたが、予定していたプログラムはすべて終了。ライコネンに大きなケガはなかった。

4番手はウィリアムズから参加したフェリペ・ナスル。前日にテスト兼リザーブドライバーになることが発表されたナスルは、初のF1テストだったにもかかわらず、87周を周回して1レース以上の距離を走り込んだ。

5番手はロータスのパストール・マルドナード。ルノーユーザーで最上位になったマルドナードは、レース距離を2周上回る57周を周回。空力やドライブトレインの評価、調整を行いながらセットアップ作業を進めた。

6番手はセルジオ・ペレス(フォース・インディア)。午前中に空力とセットアップの作業を行ったが、お昼前にトライブトレインのトラブルが発生し、予定していたロングランを行うことができなかった。

王者レッドブルはダニエル・リカルドを走らせて7番手。ソフトウエアに問題が確認され、修正してコースへ出ると次はメカニカル面のトラブルも発生。戻ってきたクルマに損傷も確認された。その後、コースへ戻ることはできたが、15周しか走ることができなかった。8番手に入ったトロロッソのジャン-エリック・ベルニュも度重なるトラブルに見舞われ、周回数は19周にとどまった。

ケータハムは小林可夢偉とマーカス・エリクソン、2人のレースドライバーを走らせ、可夢偉が17周を走行して9番手、エリクソンは4周を走って10番手に入っている。

エイドリアン・スーティル(ザウバー)は、モノコックに問題が確認されたため、シャシー交換を行い、周回できたのはわずか7周。タイムを記録することなく最終日を終えた。

マルシャはビアンキを走らせたが、複数のパーツに信頼性の問題が起き、5周を走ったのみでテスト終了。タイムを記録することはできなかった。

今季2回目となったバーレーンテストはこれで終了。27日(木)から同じくバーレーンで、開幕前に最後となるテストが行われる。

【写真】F1バーレーンテスト4日目(全22枚)

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