26日(日)、ザウバーが2014年F1マシンC33を発表した。だが、公開された画像は、サイドから撮影されたものが2枚だけだった。そのため、マシンの細部が不透明だ。今季の注目となっているノーズの形状は、アリクイノーズにも見える。一番の特徴は、ノーズの先端がかなり低いことだ。
カラーリングは昨年同様に黒をベースとしたもので、スポンサーロゴも少ない。財政面に直面しているザウバーは昨年、ロシアの企業体と契約したものの、多額の資金が入ったという情報はない。
ロシア企業との契約の中には、セルゲイ・シロトキンのF1デビューが約束されていたようだが、結局ザウバーはエステバン・グティエレスの続投と、ベテランのエイドリアン・スーティルで2014年シーズンを戦う。テスト兼控えドライバーには、ギド・ヴァン・デル・ガルデが収まることとなり、シロトキンはフォーミュラ・ルノー3.5シリーズに参戦しながら、テストドライバーとしてザウバーにとどまる。