レッドブルやフェラーリ、メルセデスAMGは多くの予算を持つチームだが、ほとんどのチームが厳しい経済状況のもとで支払いにも事欠いている。
こうした状況に関し、エクレストンは次のように続けた。
「F1チームは金を使いすぎているよ。トップチームたちを見てごらん。彼らは大勢のスタッフを抱えている。700人か、それ以上だろう。誰もはっきりした人数を知らないほどだ」
「そのすべての人たちが、日曜日に2台のクルマをグリッドに並べるためにいるんだ。ばかげたことだ」
同時に、F1チームたちは彼らのスポンサーとして有名ブランドからの支援を受けることに苦しんでいる。一方で、エクレストンはF1主催者としてUBS(スイスの大手金融グループ)やロレックスといった企業との契約を手に入れている。
どうしてF1チームでは同じことができないのか、と尋ねられたエクレストンは、「知らないよ。それは彼らに聞いてみてくれよ」と答えるのみだった。