レッドブルF1のクリスチャン・ホーナー代表を内部告発した女性スタッフは有給での停職処分を受けていたことが明らかになったが、ホーナーは憶測と陰謀論の終結をメディアに訴えていた。
その後、レッドブルは女性スタッフに多額の退職金を支払ったようだ。
■フェルスタッペンの連覇への影響を懸念
情報をリークしたのではないかと疑われているヘルムート・マルコ博士は、『Sky Deutschland』に次のように語っている。
「我々は、ブランドとチームへのダメージを防ぐために、この問題を明確にする必要がある。重要なのは、マックスがタイトルを失うようなことをしないことだ」
しかし、80歳のマルコは、コース外のスキャンダルがコース上のレッドブル・レーシングに影響を与えることはないと考えている。
「プラクティスが始まるとすぐに、誰もが完全に集中していた。バーレーンでもそうだったよ。ピットストップも戦略も完璧だった」。
■女性スタッフに口止め料?
ドイツの放送局『RTL』は、この件における次の爆発的な局面は、女性スタッフによるホーナーに対する法的措置かもしれないと伝えている。
同報道によると、レッドブル・レーシングは彼女に70万ユーロ(約1億1,200万円)の“退職金”を支払ったが、レッドブルGmbHによって100万ユーロ(約1億6,000万円)に増額されたという。