ラルフ・シューマッハは、メルセデスとフェルスタッペン陣営がレッドブルからメルセデスへのセンセーショナルな移籍について「すでに交渉中」ではないかと疑っている。
■メルセデスF1代表、フェルスタッペンの移籍は可能だ
バーレーンの舞台裏をよく見てみると、ホーナーとマックス・フェルスタッペンの父親であるヨス・フェルスタッペンがパドックで何度も1対1で激論を交わしており、結束しているようには見えなかったのは確かだ。
そして父ヨスは、2021年アブダビGP騒動の宿敵だったメルセデスF1のトト・ヴォルフ代表と土曜日のレース直後に談笑する姿も目撃されており、メルセデス代表はトリプル世界チャンピオンが2025年にレッドブルを離れる可能性について質問されると「すべては可能だ」と答えている。
■フェルスタッペン移籍はプランB
元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは『Sky Deutschland(スカイ・ドイツ)』に次のように語った。
「それは、もしほかのすべてがダメになった場合のプランBだ」。
■フェルスタッペンがメルセデスF1へ来ない、その理由は速さ
さらに気になるのは、フェルスタッペンのメルセデス移籍説が加熱して間もなく、ヴォルフがその可能性を否定していることだ。
「ドライバーは常に最も速いクルマを選ぶと思う。基本的にはそれが全てだ。今のところ、レッドブルが最も速いクルマだから、私の考えでは、それが常に優先されるだろうね」。