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ラルフ・シューマッハ、元F1チーム代表を高評価 ハースF1代表に適任?

2024年01月25日(木)19:24 pm

失職したF1チーム代表であるオットマー・サフナウアーは、苦境に立たされているハースにとって良い補強になるだろう。そう語るのは、解雇されたばかりのギュンター・シュタイナー前代表のハースの運営方法、特にミック・シューマッハのチーム在籍期間中の扱いを激しく批判していたラルフ・シューマッハの見解だ。

■ラルフ・シューマッハ「ハースには新しい人物が必要な時期だったのかもしれない」

しかし、シューマッハは人気者のシュタイナーがF1を去ることは「残念」だと考えている。「なぜなら、もう一人のキャラクター、本物のブランドがF1から姿を消したからね」と彼は『formel1.de(フォルメル・ワン・デ)』に語った。

「でも、そのポジションには新しい人物が必要な時期だったのかもしれない。時間が経てば分かることだ」

「彼がチームとスポンサーに注目を集めたのはいいことだが、ジーン・ハースは自分のチームが常に後塵を拝していたことを恥ずかしく思いすぎていたのだろうね」。

■ハースはなぜ新代表に小松氏を?

チームオーナーのジーン・ハースは、スタイナーに代わって内部から日本人エンジニアの小松礼雄を新代表に昇格させた。問題は、なぜハースが元フェラーリ代表のマッティア・ビノットのようなベテランではなく、チーム代表としては新参者である小松氏を選んだのかということだ。

小松新代表は次のように考えている。

「フェラーリとの提携やイギリスとイタリアに拠点を持つなど、ハースには独自のチーム運営方法があります」

「そこでジーンは、現状を理解しているチーム内部の人間でなければならないという結論に達したのでしょう」

また小松新代表は、ハースが新しい最高執行責任者(COO)を採用することに賛成であることを認めている。

■ラルフ・シューマッハはオットマー・サフナウアー推し

ラルフ・シューマッハは、アルピーヌの経営の混乱の犠牲となったオットマー・サフナウアーがハースの新たなトップにふさわしいと考えている。

「オットマーはF1でよく知られているし、技術的な専門知識もある。また、優秀な人材を、時には大学で探すという事実も有利に働いている」と彼は語り、サフナウアーがアストンマーティンのチーム代表でもあったことを指摘した。

「チームを前進させるために新しい人々を巻き込む、この先見の明は、オットマーが持っているスキルだと思う」とシューマッハは付け加えた。

「マティア・ビノットが同じことをするとは想像できない。そして最近はアウディとの関係も深い、アンドレアス・ザイドルとの関係がどうなるかはわからないけどね」

「オットマーは小さな組織のことをよく知っているし、そこから多くのことを成し遂げることができる。以前は1,000人の従業員を管理していた人物(ビノット)をハースに迎えることに何の意味があるのだろうか?」とシューマッハはビノットについてそう語った。

「(ハースの立て直しは)最初はとても難しい仕事になるだろうね」。

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