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元F1最高責任者バーニー・エクレストン、今年のクリスマスカードはF1界に「ビンタ」

バーニー・エクレストンが2023年の伝統的なクリスマスカードでF1界に「大きなビンタ」を食らわせた。

毎年、元F1最高責任者はその年の最大のテーマやストーリーをユーモラスに表現し、クリスマスカードリストの人々を楽しませている。

1年前のキャプションは「筋書きを整理するだけ」で、ピットレーンでひそひそ話をしたり、盗み聞きしたりしている抗争中のチームボスが描かれていた。

それ以前は、サージカルマスクを着けたドライバーたちがグリッドでひざまずいたり、ワクチンを接種したりと、当時の社会的、文化的な瞬間を揶揄していた。

■今年は何も思いつかなかった

しかし今年、現在93歳のエクレストンはまったく趣向を変え、ユーモラスな漫画ではなく、静謐な冬の農場風景をカードに描いた。キャプションにはこうある。

「いつものカードに描けるような、今年起こったエキサイティングなことや奇妙なことが今年は何も思いつかなかったのが残念だ」

「だから、2024年があなたにとって良いことだらけで、より落ち着いた世界になるよう、平和で幸せな年末になりますように。バーニー」

■マルコ、バーニー・エクレストンからビンタのプレゼントだ

レッドブルのヘルムート・マルコ博士に言わせれば、これはエクレストンがリバティ・メディアのもとで過度に企業化され、退屈なものだと見ていることに対する非難だという。

マルコは『Auto Bild（アウト・ビルト）』紙に次のように微笑んだ。

「なんて発表なんだ！私たちはクリスマスにバーニーから大きなビンタをもらったんだ」。