セルジオ・ペレス(レッドブル)が2024年以降もレッドブルのシートを守り続けるための鍵は「自信」だ。
そう語るのはメルセデスに5年間在籍し、当時チームメイトだったルイス・ハミルトンがチャンピオンに輝いた時期も過ごしたバルテリ・ボッタスだ。現在34歳のボッタスは、これまで優勝10回、ポールポジション20回、ファステストラップ19回を記録しているが、これはすべてメルセデス時代に記録したものだ。
ボッタスは自分自身を信じることをやめたことはないと言う。メルセデスのシートを失った後、ザウバーに移籍したフィンランド人のボッタスは、「以前と同じように、良い日には誰にでも勝てると信じている」と語った。
■ボッタス「ペレスは間違いなく自信を失っている」
現在、南オーストラリアで休暇を過ごしているボッタスは、ペレスに欠けているのは自信だと考えている。
『motorsport-magazin.com』の取材に対して、F1グリッドにいるすべてのドライバーがフェルスタッペンに勝てると信じるべきかと尋ねられたボッタスは、「その通りだ」と答えた。
「勝つのは不可能だと思ってレースウイークエンドに臨んではいけない。それでは、すでに負けているんだ。これはスポーツなのだから、常に自分の能力に自信を持つべきだ」
「その自信がなければ、複雑な負のスパイラルに陥ってしまう。チェコの現状を見ると、間違いなく自信を欠いている。それは結果にも表れているよ」。