マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がフェラーリのレーシングカーのステアリングを握ったとスイスの『Blick』紙が報じた。
しかし、ムジェロで周回を重ねたのはF1マシンではなく、フェラーリ296GT3のようだ。
レッドブル・ドライバーのフェルスタッペンがサポートする若手ドライバー、ティエリー・フェルミューレンに「良いヒント」を与えるのは彼にとって新たなミッションだ。
フェルミューレンはフェルスタッペンのマネージャーであるレイモンド・フェルミューレンの息子で、21歳のオランダ人ドライバーだ。現在、『Verstappen.com』ブランドのフェラーリGTマシンに乗っている。
■マネージャー「F1はゴールではない」
マネージャーのレイモンドは「マックスは数周走った後、彼に良いヒントを与えた」と『Blick』のベテランF1ジャーナリスト、ロジャー・ブノワに語った。
「F1は我々にとってゴールではない。どっちが上かはわかっているがあまりにも険しすぎる。だから近づかないんだ。レースには他に面白いカテゴリーがあるんだよ」
■フェルスタッペン「僕たちは大家族」
3年連続F1世界チャンピオンのフェルスタッペンは土曜日、スイスのザフェンヴィルにあるフェルミューレンのチーム、エミル・フレイにも立ち寄り、次のように語った。
「ティエリーの力になれてうれしいよ。僕たちは大きな家族のようなものだし、僕もGTやシムレースのファンなんだ」。
■マルコ博士「自分のGTチームを設立するだろうね」
フェルスタッペンのF1ボスであるヘルムート・マルコ博士は、次のように語っている。
「いつかマックスは自分のGTチームを設立するだろうね。彼はまさに本物のレーサーなんだ」。