メルセデスF1代表「ハミルトンはチームの柱、ラッセルはカミソリのようなスピードと真のファイターの粘り強さを兼ね備えている」
メルセデスAMGペトロナスF1チームは、ルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルがこの先2シーズンもドライバーラインアップを継続することを発表し、チームCEO兼代表のトト・ヴォルフは次のように語った。
■トト・ヴォルフ（チームCEO兼代表）
「現在のドライバー・ラインナップを継続することは簡単な決断だった。我々はグリッド上で最強のペアを持っているし、両ドライバーはチームを前進させるために重要な役割を果たしている。彼らがもたらす強さと安定性は、将来の成功のための重要な基礎となるだろう」
■ハミルトンはチームの柱
「ルイスとのパートナーシップは、このスポーツの歴史の中で最も成功したものの一つだ。私たちが今後も一緒に続けていくというのは常に形式的なものであり、それを公に確認することは私たち全員にとって活力を与えてくれる」
「純粋なレーシングドライバーとしての彼の資質は、その目覚ましい実績が物語っているが、私たちとともに歩んできた年月のなかで、彼はチームの柱となり、リーダーとなるまでに成長した。こうしたリーダーシップの資質は、我々が再びワールドチャンピオンを目指して戦うことに集中する上で極めて重要だ。F1最大の世界的スターとして、彼はまた、多様性、インクルージョン、サステナビリティに対する我々のコミットメントを形成する上で重要な役割を果たしてきた。それが今後数年間の当社の成功の基盤となる」
■ラッセルはカミソリのようなスピードと真のファイターの粘り強さを兼ね備えている
「ジョージは彼の世代を代表する光だ。彼は2022年にレースシートに昇格させたときに信頼に応えてくれた。昨シーズン、ハンガリーGPでの初ポールポジションとサンパウロGPでの初勝利は傑出した瞬間だった」
「ドライバーとしての彼は、カミソリのようなスピードと真のファイターの粘り強さを兼ね備えている。さらに成長し、発展し、改善し続けるのに役立つ知性と細部へのこだわりも持ち合わせている。彼はチームに自然にフィットする人物であり、今後数年間の関係を延長できたことを嬉しく思うよ」。
