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アルファタウリF1技術責任者「角田裕毅は予選を上位で通過して、より正統な戦略ならポイントを獲得できたと思う」

2023年06月19日(月)11:10 am

2023年F1第9戦カナダGP(サーキット・ジル・ビルヌーブ)は、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポール・トゥ・ウィンで今季6勝目、アイルトン・セナに並ぶ41勝目、レッドブルF1にとって100勝目を飾った。

●【2023F1第9戦カナダGP】決勝レースのタイム差、周回数

アルファタウリF1のジョディ・エジントン(テクニカル・ディレクター)は角田裕毅とニック・デ・フリースに次のように振り返った。

■ジョディ・エジントン(アルファタウリF1、テクニカル・ディレクター)

「昨日の予選順位は、今日のレースを必要以上に難しくしてしまった。これにユウキの3グリッド降格ペナルティが重なり、我々は何か別の方法を試さなければならなかったが、残念なことにうまくいかなかった」

「そこで、ユウキと一緒に早めのピットストップを行い、フリーエアを利用してレースタイムを回復させた。この戦略は極めて有効で、ユウキは集団に戻ったが、古いタイヤを履いたマグヌッセンの後ろで少しタイムを失ったため、2ストップに変更することにした」

「予想よりもスローストップだったため、最終的にトラックポジションが予想以上に落ちてしまい、アルボンを中心とした集団に戻ることができなくなった」

「ニックは主にトラフィックの中でレースをし、残念なことに最初のストップはセーフティカーの1周前に行われたため、アンダーカットを利用することができなかった。さらにレース後半にマグヌッセンと接触し、ブルーフラッグ(青旗)とともにより多くのタイムを失ってしまった」

「ユウキのレースを振り返って、1ストップ作戦がもっと良い結果をもたらす可能性があったのかどうかを判断する必要がある。ペース的には、予選をもっと上位で通過し、よりオーソドックスな戦略をとっていれば、今日はポイントを獲得できたと思う」

「予選は週末の重要なキーだったので、今後はより良いパフォーマンスを発揮する必要がある。我々はポイントを取りこぼし、コンストラクターズ選手権で最も近いライバルたちから離されてしまっている現状から挽回するために、これからもっと良い結果を出していかなければならない」。

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