2023年F1第8戦スペインGP(バルセロナ-カタルーニャ・サーキット)の初日を終え、アルファタウリF1のクラウディオ・バレストリ(アルファタウリF1車両性能担当チーフエンジニア)が次のように語った。
●【2023F1第8戦スペインGP】全セッションのタイム差、周回数
■クラウディオ・バレストリ(アルファタウリF1車両性能担当チーフエンジニア)
「トラックではかなり忙しい金曜日でした。FP1では、新しいピレリタイヤのテストと同時に、エアロレーキを使った重要な走行など、多くのテストをこなす必要がありました」
「バルセロナの新しいレイアウトは、フロントアクスル(前の車軸)への負担が大きい高速コーナーがいくつかあるのが特徴で、興味深いデータを収集することができて、ポジティブなセッションとなりました」
「FP2では、我々のパッケージから最大限の力を引き出すためにセットアップの最適化にフォーカスし、さまざまなレベルの燃料搭載量や異なるコンパウンドをテストしました」
「1周目はソフトタイヤで競争力のあるタイムが出なかったので、これを検討する必要があります。一方、ロングランでは、日曜日のレースに向けてタイヤマネジメントをより深く理解することに努めました」
「明日は我々のパッケージを最大化し、ラップタイムを向上させる方法を見つけるために、忙しい夜になりそうです」。