ハースのケビン・マグヌッセンは、今週末にバクーで行われる2023年F1第4戦アゼルバイジャンGP(30日決勝)で2回の予選が行われることを歓迎している。
■スプリント実施グランプリでは今後予選が2回に
今年は全23戦中6戦でスプリントが実施されることになっているが、その最初の機会となるアゼルバイジャンでの週末からこれまでとは異なるレースフォーマットが導入されることが決定している。
すでに伝えられているように、今年からスプリントが行われるグランプリでは、決勝とスプリントがそれぞれ別個のレースとして開催されることになる。
だが、伝えられるところによれば、現F1チャンピオンであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のように、ドライバーの中にはこうしたレースフォーマットの修正をあまり歓迎していない者もいるようだ。
■スプリントでよりリスクをとることができるように
しかし、デンマーク出身ドライバーである30歳のマグヌッセンは違うようだ。
「予選セッションが2つになるのはいいアイデアだと僕は思うよ。それによってスプリントではもっと攻めることができるようになるからね」
「スプリントで何かがうまくいかなくて、日曜日(決勝)のグリッドで最後尾に並ぶようなリスクはもうなくなるということだよ」
そう語ったマグヌッセンは、次のように付け加えている。
「この新しいフォーマットでは、リスクをとることがより正当化されるし、それはエンターテインメントの面でもメリットがある。そして、ドライバーたちももっと楽しめるだろうと僕は思うよ」。