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角田裕毅、混乱の中ポイント圏内を走行していたが･･･苦しい展開／F1オーストラリアGP

2023年F1第3戦オーストラリアGP（メルボルン、アルバートパーク・サーキット、58周）が快晴の下でスタートしたが、波乱の展開となっている。

●【2023F1第3戦オーストラリアGP】決勝レースのタイム差、周回数

2台がリタイアし2回のセーフティカーが入る波乱の展開となっていたが、その中で角田裕毅（アルファタウリ）はポイント圏内の9番手を走行中だった。

しかしその後、角田のマシンはタイヤの消耗が激しく、エステバン・オコン（アルピーヌ）やオスカー・ピアストリ（マクラーレン）に抜かれ、さらにジョウ・グァンユ（アルファロメオ）に抜かれた後、ケビン・マグヌッセン（ハース）にも抜かれてしまい14番手まで落ちてしまった。

ピレリのレース戦略では、このままハードタイヤのままいくのがベストだが、終盤にソフトタイヤに変更して追い上げるという戦略も残っている。しかし、アルバート・パークは抜きにくいサーキットのため、リスキーな賭けになるだろう。

レース中盤は展開も落ち着いているが、後半にもうひと波乱あるのか？

後半の47周目には、ニック・デ・フリース（アルファタウリ）がソフトタイヤに変更した。どこまで追い上げるか注目したい。

また、角田裕毅については、チームのフランツ・トスト代表が「2025年にレッドブルF1昇格のチャンスあり」と語ったこともあり、苦しい中でも期待に応え、チャンスをものにしたい。