NEXT...F1開催スケジュール

ロマン・グロージャン、アンドレッティでのF1復帰が「絶対にないとは言えない」

2023年02月02日(木)19:37 pm

現在アメリカのインディカーで戦っているロマン・グロージャンが、F1復帰の可能性が「絶対にないとは言えない」と語った。

2020年までハースで共に戦っていた元チームメートのケビン・マグヌッセンは2022年に再びF1に戻ってきたが、グロージャンはマグヌッセンと共に過ごしたハースでの最後の2年間は「あまり楽しいものではなかった」と認めている。

36歳のグロージャンは『GQ』誌に次のように語った。

「自分の限界に達して、もう終わりにしなければならないとわかるところまで来たんだ」

■アンドレッティのF1参戦が決まればグロージャンにも復帰チャンス?

グロージャンは現在、インディカーのトップチームのひとつであるアンドレッティ・オートスポーツに所属している。そして、元F1ドライバーでもあるチームオーナーのマイケル・アンドレッティはキャデラックとの提携によるF1参入を目指している。

アンドレッティ・キャデラックは2025年か2026年のF1参戦を目指していると伝えられているが、F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)の承認が得られ、F1参戦が正式に決定すれば、グロージャンもそのドライバー候補となるかもしれない。

■「絶対にないとは言えない」とグロージャン

アンドレッティでのF1復帰の見通しについて尋ねられたグロージャンは、「昨年学んだことのひとつは、決して絶対とは言わないということだよ」と答えると、微笑みを浮かべながら次のように続けた。

「僕は妻にこう言っていたんだ。アメリカには絶対に住まない、アメリカのレースシリーズには絶対に参戦しない、そして、インディ500にも絶対に参加しないとね。だけど、それを3つともやってしまったよ」

「つまり、将来がどうなるかなんてわからないと思っているんだ。今は、インディカーにいることを楽しんでいる。ランボルギーニでIMSA(国際モータースポーツ協会)の耐久レースができることを楽しく思っている。僕にとってはちょうどいいバランスなんだ」

そう語ったグロージャンだが、チャンスさえあればF1に復帰したいという気持ちがあるのも確かなようだ。

「F1がモータースポーツの最高峰であり続けることは確かだよ」

「だから、勝てるチームであれば、イエスだよ」

「ハースがそうだったように、アンドレッティがF1に行ったらやるべきことがたくさんあるのは間違いないよ。今はインディカーにとどまる方がいいと言いたいところだけど、もう一度言うけれど、どうなるかなんて決してわからないよ」

スイス生まれのフランス人であるグロージャンはそう語ると、次のように付け加えた。

「いろんなことが片付いて具体的になり、それが目の前にあれば、心が変わることもあるさ」。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック