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ウィリアムズF1、ラティフィと「2022年末での別れ」を発表。後任候補ニック・デ・フリース獲得合戦は激化

2022年09月24日(土)10:25 am

ウィリアムズF1は9月23日、3シーズン在籍したニコラス・ラティフィが、現在の契約が切れる2022年末にチームを離れることを発表した。

ウィリアムズはラティフィに数回のフリー走行を経験させた後に、2020年にF1レースデビューをさせており、ラティフィはこれまでに55戦に出場し、7ポイントを獲得している。最終戦アブダビGPがラティフィのチームでの最後のレースとなる。

ラティフィは次のように語っている。

「この場を借りて、ウィリアムズ・レーシングのみんな、ファクトリーのみんな、そしてコースサイドで一緒に働いているみんなに、この3年間ありがとうと言いたい」

「F1デビューはパンデミックの影響で延期になったが、最終的にオーストリアで走り出すことができ、期待していたような結果を一緒に出すことはできなかったけど、それでも素晴らしい旅だった」

「昨年のハンガリーでの初ポイント獲得は忘れられない瞬間で、献身的なチームとの時間を特別な思い出として、キャリアの次の章に進みたいと思う」

「シーズン終了まで、僕らの誰もが努力を怠らないだろう」

■後任の第1候補ニック・デ・フリースは引く手あまた

ウィリアムズは、2023年のアレックス・アルボンのチームメートについて「追って」発表するとしているが、F1イタリアGPで印象的な代役を務めたニック・デ・フリースが有力候補の一人になっているのは間違いない。

ウィリアムズがこのタイミングで契約解除を発表したということは、すでに後任のドライバーが決まっているという可能性もある。シンガポールGP、日本GPまでに残りのシート争いに動きがあるかもしれない。

しかしデ・フリースを獲得したいのはウィリアムズだけではない。結果を残せる実力のあるドライバーを探しているアルピーヌ、レッドブルなども獲得に動いているようで、F2とフォーミュラEでチャンピオンを獲ったもののF1デビューには恵まれなかったデ・フリースにとっては、27歳にしてチームを選べる立場でチャンスが巡ってきた。

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