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ハミルトンがリカルドに「ごめんね!」当分シートを明け渡すつもりはないと主張

2022年09月09日(金)20:55 pm

ルイス・ハミルトンが、メルセデスが2024年に自分の後任としてダニエル・リカルド(現マクラーレン)を考えているようだとのうわさを一蹴した。

■リカルド「将来に向けてあらゆる選択肢を検討中」

今週末に今季のF1第16戦イタリアGP(11日決勝)が開催されるモンツァでは、2023年のレースシート確保が困難な状況にあるダニエル・リカルド(マクラーレン)が、2023年にメルセデスのリザーブドライバーになるのではないかとのうわさが流れている。

8日(木)にモンツァで行われたドライバー記者会見において、この件について質問されたリカルドは「ノーコメント」と答えると、その後にんまりと笑いながら「冗談だよ!」と付け加え、次のように続けている。

「本当のところは、僕は来年だけでなく、将来のためにあらゆる選択肢をオープンにしておこうとしているんだ」

「だから、そうだね、来年やその先のことについては間違いなく多くの話し合いや考えを持っているよ」

■ハミルトン「かなり長くレースができる気がしている」

一方、リカルドがリザーブドライバーになるのではないかとのうわさについて尋ねられたハミルトンは、リカルドは「ものすごく才能がある」ドライバーであり、2023年にレースシートを確保できないのはもったいないとしつつ、「だけど、もちろん、彼が僕たちのチームの一員ならば、それは素晴らしいことだよ」と付け加えた。

しかし、メルセデスのチーム代表を務めるトト・ヴォルフが、リカルドを2024年にジョージ・ラッセルのチームメートにすることを考えているのではないかと質問されたハミルトンは、その可能性を否定している。

「何年も前から、僕の引退に関していろんなうわさがささやかれ続けている。だけど、僕は今やっていることが好きだし、すぐにやめるつもりはないんだ」

そう主張したハミルトンは、リカルドに向けて「ごめんね!」と語りかけると、これからもメルセデスと一緒に仕事を続けたいと考えていると続け、次のように付け加えた。

「僕はまだかなり長くレースができる気がしているんだ」

ハミルトンがメルセデスと結んでいる現在の契約は2023年までとなっている。だが、今回のハミルトンのコメントを聞く限り、7度F1王座についた実績を持つ現在37歳のハミルトンは2024年以降も現役を続行する気持ちで固まっているようだ。

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