レッドブル・ポルシェの詳細がモロッコで明らかになったが、これについてレッドブルF1は、ポルシェと「建設的な話し合い」が行われていることを認めた。
●ポルシェとレッドブルF1の提携詳細がモロッコで判明。株式50%取得で共同運営
欧州以外の約20カ国へ独占禁止法の義務的な届出により、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)傘下のスポーツカーメーカーであるポルシェによるレッドブル・レーシングの株式50%買収に取り組んでいることが明らかになった。
■レッドブルの公式声明
オランダの新聞『De Telegraaf(テレグラーフ)』の特派員Eric van Harenは、レッドブルに連絡を取り、公式な見解を求めた。
「以前から言われているように、両社は依然として建設的な話し合いを続けています」と声明は述べている。
「2026年に向けたFIAのスポーティング、財務、技術レギュレーションが満足のいく形でまとまることを、我々は皆、心待ちにしています」
レッドブルのオーストリア人幹部は先日、次のように語っていた。
「レギュレーションが決まれば、VWグループが関与することになるのは分かっている」
「まだそのような状況にはないけどね」
2026年のエンジン・レギュレーションの最終決定は、8月下旬までに決まる見込みだ。