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【FP1レポート】雨のイモラでフェラーリのルクレール&サインツが驚速!チームの地元で角田が9番手

2022年04月22日(金)21:45 pm

チャンピオンシップをリードするシャルル・ルクレール(フェラーリ)が、F1第4戦エミリア・ロマーニャGPのフリー走行1回目で、チームメイトのカルロス・サインツを抑えて圧倒的な速さでトップタイムをマークした。

●【2022F1第4戦エミリア・ロマーニャGP】フリー走行1回目のタイム差、周回数

■フェラーリが地元で圧倒的な速さ

ルクレールは1分29秒402を記録してサインツに0.877秒差をつけ、3番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)には1.465秒差の大差をつけた。

今年初のF1スプリントが行われる週末ということで、このセッションは金曜日の午後に行われる予選を前にした唯一のフリー走行となり、1時間と限られた時間の中でドライバーたちはコースに出てデータを収集することに集中した。

■難しいウェットコンディション

序盤はフルウェットのトリッキーなコンディションの中、地元フェラーリのルクレールはフルウェットタイヤ(ブルー)で2回スピンした。その後、インターミディエイトタイヤ(グリーン)で走れるまでに路面が改善されたものの、さらに2回スピンを喫した。

雨が降り続く中、F1ドライバーたちはウェットコンディションで2022年型マシンをテストする機会を得ることになった。しかし、ランド・ノリス(マクラーレン)はスピンして赤旗が提示され、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)は最終ラップでスピンしてグラベルにつかまってしまった。

■速さを見せた“白いフェラーリ”

今回も驚かせたのはハースだった。フェラーリのサポートにより今季型マシンを作ったハースは、一部から“白いフェラーリ”と呼ばれているが、トリッキーなコンディションの中で2台とも素晴らしい走りを見せ、ケビン・マグヌッセンが3秒遅れながら4番手、ミック・シューマッハは5番手に入った。

6番手には今季型マシンが合っているセルジオ・ペレス(レッドブル)、7番手は新しいフロアを投入したアルピーヌF1のフェルナンド・アロンソ、8番手は苦戦が続くアストンマーティンのセバスチャン・ベッテルだった。

9番手は今回フロアを大幅に変更したアルファタウリの角田裕毅、10番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)が入った。

11番手はバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、12番手はアルファタウリの地元で結果を残したいピエール・ガスリー、13番手はセッション前にエンジン交換を行ったアルピーヌのエステバン・オコンだった。

14番手はグラベルでのスピンからピットに戻ったノリス、コンマ1秒差の15番手はチームメイトのダニエル・リカルドで、マクラーレンは伸び悩んだ。

16番手はランス・ストロール(アストンマーティン)、17番手はアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)だった。

18番手は7度のワールドチャンピオンのルイス・ハミルトン(メルセデス)。インターミディエイトタイヤでアタックするのが非常に遅く、タイヤのウォームアップに苦労した。

19番手は新人のジョウ・グァンユ(アルファロメオ)、20番手のニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)はトップから10.296秒遅れだった。

この後、金曜日午後からはスプリントのスターティンググリッドを決めるための予選が行われる。

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