F1第2戦サウジアラビアGPのフリー走行2回目の開始が15分遅れることが発表された。
●【2022F1第2戦サウジアラビアGP】フリー走行1回目のタイム差、周回数
FIAはセッション前、全チーム代表とドライバーを招集し、何かの緊急ミーティングを行った。
その後、現地時間20時(日本時間午前2時)開始予定のセッションは、15分遅れることが発表された。
開始が遅れている理由は、サーキットから約20kmほどに位置する空港近くの石油精製所で爆発があったということで、F1は情報を確認しているという。
この爆発は武装組織フーシ派によるものと見られており、世界的なイベントであるF1を狙った可能性もある。5日前、19日深夜から20日未明にかけ、F1のスポンサーでもあるアラムコの石油精製所がイエメンの親イラン武装組織フーシ派による無人機攻撃を受けたと発表している。
フリー走行1回目の時点で、走行中のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が「焦げ臭い」と訴え、マシンから発生しているものか確認していたが、この爆発による影響のようだ。
今後の情勢を慎重に見守ることになりそうだ。