2022年3月18日(金)、いよいよ2022年F1が開幕した。新世代F1マシンで走るバーレーンGPの金曜日、メルセデスF1は大苦戦した。
●【2022F1第1戦バーレーンGP】フリー走行2回目のタイム差、周回数
メルセデスF1のトラックサイド・エンジニアリング・ディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンは、フェラーリやレッドブル、特にマックス・フェルスタッペンに大きな差をつけられていると考えているようだ。
■アンドリュー・ショブリン「この2日間はダメージを最小限にしながら実験を続ける」
「フリー走行1回目は、今年になって初めて2台体制で走れることを生かし、異なる仕様で走らせることを選択しました。それが有益なテストとなり、どのセットアップとフロア仕様がバウンシングに最適なのかを明確に読み取ることができました」
「しかし、リヤをもっと低くすることにまだ苦労していて、フリー走行2回目でそれをしようとすると、ドライバーたちにかなりバンピーな時間をさせてしまいました」
「ペースに関しては、フェラーリやレッドブル、特にロングランでのマックス(フェルスタッペン)に大きな差をつけられています」
「一晩で比較的簡単にバランスを改善できるかもしれないですし、コンマ数秒を超えるようなことはないでしょう」
「それよりも、他のマシンに比べてバウンシングをうまく理解できていないようなので、学習を続けることが重要です」
「だからこの2日間はダメージを最小限に抑えることに集中すると同時に、より良いマシンを走らせることができるかどうかの実験も続けていかなければならないでしょう」